生ビールをイベントで提供する際に欠かせないビールサーバーをDIYで自分で作っちゃおう!
サーバーには大きく分けて【空冷式】【瞬冷式】【氷冷式】があります。
今回は電源不要でビールを冷やして提供できる【氷冷式サーバー(ジョッキーボックス)】の自作方法をご紹介します!
メルカリで販売されている下記の自作ビールサーバーセットを購入したので、こちらの組み立ての内容ベースでご紹介いたします。
上記のセットにはクーラーボックス以外に必要なすべての部品が含まれています。
価格も単品で買い集めるより安いのでお勧めです。
準備するもの
クーラーボックスにすでに穴が開いているのは勘弁してください(笑)
本体の部品は以下の通りです。画像には載っていませんがビールホースも必要です。(紹介したメルカリのセットにクーラーボックス以外すべて入っています)
- クーラーボックス
- シャンク
- フォーセット
- チラーコイル
- ビールホース
加工の際は下記のような電動ドリル+ホールソー25mmがあると作業効率がアップします。プラスチック製のクーラーボックスの場合は彫刻刀やキリ、カッターで穴あけも可能です。
もし厚みのあるクーラーボックスやスチール製のクーラーボックスを加工する場合には電動ドリルが必須になります。
氷冷式サーバーの仕組み
まずは簡単に氷冷式サーバーの仕組みについてご紹介。下記は使用時の画像です。
ビールが通る管(ステンレス製チラーコイル)を氷で冷やすことによって、ビールが通過する際に氷の温度との熱交換で冷える仕組みです。
その為、ビールが通過することにより氷が解けます(温度差で)。
一見、保冷力の高いクーラーボックスを使用する方が氷が解けなそうですが、実際にはビールとの温度差による溶けですので、ビール樽を直射日光に当てない、地熱を回避する、などビールそのものの温度を上げない工夫が必要です。
組み立て手順
ビールホース引き込み用の穴はクーラーボックスを閉じた状態で使用するために必須になります。
クーラーボックスの肉厚が大きすぎる場合はロングシャンクに変更するなど対応が必要となります。
紹介しているチラーコイルは外側の大きいチラーコイルと、内側の小さいチラーコイルの2つを合体させたものになっています。
これで本体が完成です。
流したいビールを接続して流すのみです。
上記紹介画像にはありませんでしたが、ディスペンスヘッドやガスホース、レギュレーターもご紹介したメルカリのセットに付属しています。
ぜひのぞいてみてください。