アイスホッケーは接触プレーが多く、上級者でも転倒がつきもの。
特に初心者は転びながらスケートを覚えるので、転倒した時に下半身を優しく守ってくれる『パンツ』は非常に重要な防具だといえます。
今回はそんな重要な防具である『パンツ』を選ぶ際に、重要なポイントをアイスホッケー経験者が紹介します。
パンツってどんな防具?
アイスホッケー用のパンツは、転倒時下半身の重要部位を守る防具です。
具体的に言うと、脊椎、お尻、腎臓、太ももを守っています。
アイスホッケーのフィールドである氷は、非常に硬いです。そのため尻もちをつくだけでも結構体にダメージを負います。
そのダメージを軽減し、体を守ってくれるパンツは非常に重要な防具であるといえます。
パンツ購入は通販で十分
パンツ購入には、基本的に試着の必要がないと私は考えています。
その理由は、
□ウエストサイズが分かればサイズを確定できる
□バックルベルトやジッパーで細かいサイズを調整可能
□各メーカーでシルエットの違いが少ない
ことが挙げられます。
その為、実際に商品を見に行く必要性が薄く、通販で十分失敗のない買い物ができると考えています。
また、通販の方がアウトレット品・セール品を探したり、価格比較をしやすいのもメリットですね。
ホッケー用パンツは是非通販で楽に買い物しましょう。
所属チームのパンツ色を確認する
防具を購入する前に、必ず所属するチームのパンツカラーを確認しましょう!
というのも、ほとんどのチームでヘルメットとパンツは色を統一しているのです。(プレー中にチームメイトが一目で分かるように)
せっかく買ったパンツが無駄にならないように、必ず所属チームのパンツ色を把握しておきましょう。
パンツカラーの展開は【黒・紺・赤】がほとんどです。参考までに。
ウエストサイズを知っておこう!
パンツを選ぶ際に一番注意すべきところはウエストサイズです。
例えば、普段の買い物でズボンを選ぶときは『ウエストサイズ・足の長さ』を基準にしますよね。ですがホッケー用のパンツでは、ウエストサイズだけ合っていれば基本的にはOKです。
サイズ展開はM~XLの範囲が一般的です。(シニアの場合)
各ウエストサイズでひざパットの長さも大方決まっており、選べないので選定するときに考える必要が無いのが実情です。
パンツを選ぶ際はウエストサイズだけ!しっかり見ましょうね。
太ももが入るか心配…
もしも、太ももが人より太いので入るか心配…という人でも、太ももにジッパーが付いており、サイズを上げることが可能な商品もあります。
心配でしたら検討しましょう。
足が長いからレガースとの間にスキマが出来るかも…
足が長く、パンツとレガースの間にスキマが出来そうで不安…という方はワンサイズ大きいパンツを購入するのがおすすめです。
MからLにサイズを上げると、その分全体のサイズが大きくなりレガースとのスキマも埋まるかもしれません。
気になるウエストサイズも調整可能幅に入っている場合ですと大丈夫なので確認してみましょう。
【サイズ例:bauer】
□Mサイズ ウエストサイズ 81~91CM
□Lサイズ ウエストサイズ 86~97CM
□XLサイズ ウエストサイズ 92~102CM
※メーカーによって異なります。
上記のように、パンツのサイズは実は被っている領域が多いんです。これはウエストの調整方法がベルト式の為です。
さすがに2ランク変わるとだいぶ違いますが、調整のためのワンランク変更は許容範囲だと思います。
予算はいくら?
アイスホッケーのすべての防具に言えることですが、価格はピンキリです。
パンツの相場は5000円~26400円程度です。
予算は財布との相談になりますが、高い商品の方が機能性が高くなるのは言うまでもありません。
経験談ですが、高価な製品に買い替えた時に軽さとフィット感に感動したのを覚えています。足を動かすときに全く邪魔にならず、パンツを変えるだけで断然走りやすくなりました。
サイズの大きい防具はプレーへの影響も大きいです。
アイスホッケーを本気で取り組むなら、パンツは少し頑張りたいですね。
後はデザイン!お気に入りを見つけよう!
ここまでくれば、後はお好きなデザインの商品を選ぶだけです!
とはいうものの、あんまりデザインの違いってないんですよね、、パンツ自体が機能性だけを残した姿なので形にそこまで差が出ません。
個人的に好きな商品は下記のCCMのタックスですね。武骨で力強いデザインが好みです。
皆さんの好みはどのメーカーでしょうか。
通販で購入の場合はアウトレット品やセール品から探してみるのもおすすめです。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
アイスホッケーのパンツは地味ながらも、下半身の重要部位【 脊椎、お尻、腎臓、太もも 】を守る唯一の防具です。
自分の為にもいいパンツをはいて、体を守りましょう。
また、いい道具を使うことはパフォーマンス向上にもつながります。
商品が軽量だから、多機能だから、という理由はもちろんですが、他にも重要な理由があります。
それは、ミスや実力不足を道具のせいにしなくなるというプラスの効果です。
上手くいかなかったとき、適当な道具を使っているとミスの原因が実力不足なのか道具のせいなのか分かりませんよね。
防具を完璧にしておくと、すぐに自分の実力不足だと理解することが出来ます。
私はこれが上手くなる上で結構重要なのではないかと思うのです。
皆さんもぜひ、うまくなるために【失敗しない防具選び】をしてくださいね!