日常ではほとんど聞かない株式投資用語「デイトレード」「スイングトレード」
これらはどういった意味なのでしょうか。
株式投資をこれからはいじめる方にもわかりやすく解説していきます。
ズバリ!両者の違いは株式投資の投資方法の違いで分けられます!
- デイトレード
基本的に一日完結の投資。買った株は翌日に持ち越さない
投資スタイル- 1回の利益は少ないが、一日に何度も取引し利益を上げていく
- スイングトレード
長期間株式を株を保有することを前提とし、目標の値動きになった時に売る投資スタイル
- 株価の動き次第で一日の売買0回という日も
- 配当金や株主優待を視野に入れて投資する
デイトレードは一日で株を売買するという風にある程度定義が定まっています。
対してスイングトレードは定義があいまいで、説明する人によっては下記のように定義がバラバラです。
- Aさんの主張
- スイングトレード=1週間程度での株の売買スタイル
- 中期トレード=1週間から1か月程度での売買スタイル
- 長期トレード=それ以上の期間株を保有するスタイル
- Bさんの主張
- スイングトレード=デイトレードより保有期間の長い投資スタイル
どれが正解というものはないので、認識としてはBさんの認識で問題ないかと思います。
また、投資スタイルが違う=投資に対する考え方が違うだけですので、デイトレーダーのなり方とスイングトレーダーのなり方に違いはありません。どちらも証券口座を作るだけでなれます。
しかし、投資スタイルが異なるので、必然的に選ぶ株の種類が変わります。
短期売買向きの株と、長期売買向きの株があるのです。
デイトレード | スイングトレード | |
値動きの幅 | 大きい株 | 小さい株 |
取引数 | 多い株 | 気にしない |
価格帯 | 低価格帯 | どちらかというと中価格帯 |
配当や株主優待 | 気にしない | 重要事項 |
企業の業績 | 気にしない | 重要事項 |
上記の表のようにデイトレードとスイングトレードでは見ている所がまるで違うのです。
イメージしやすい株式投資はスイングトレードでしょう。
スイングトレードは長期間保有するため、今後株価が伸びていく(業績が伸びていく)だろうという予想を立てて投資を行います。
よって、企業の調査を入念に行い、長期間保有しても値下がりリスクが少なく安心だと思ったときにはじめて株を購入します。
株式投資をしたことがない人は、投資といえばこちらを思い浮かべるのではないでしょうか。
一方、デイトレードの場合は、株式を翌日に持ち越さないため企業の今後の業績予想は関係ありません。
短期的に値動きがありそうなニュースやチャートを確認し、少しの値動きを狙いすまして売買を行います。
一回の売買の利益がたとえ数百円でも、それを一日に何度も繰り返すことにより総額を上げていきます。
同じ株式投資でもスタイルによって土俵は同じでも全く違う戦い方をするのです。
まとめ
以上がデイトレードとスイングトレードの違いです。
スイングトレードは購入後、目標株価に行くまで待つことになりますので、忙しいサラリーマンでも参入しやすい投資になります。
一方デイトレードはチャートやニュースをリアルタイムで確認し、刻一刻と変わる株価を分析するため、働きながらだとなかなか難しいです。
自分の時間と相談して、できそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。